全長2.0m、2本継ぎのカワハギ竿です。
手元は極上淡竹根掘り、胴は極上布袋竹、穂先は鰯鯨（いわしくじら）を使っています。
仕舞寸法は107cm、口巻は磯草塗仕上げとなっております。

以下製作者の和竿工房やすさんのコメント
極上の材料と手間の掛かる塗りを施した高級カワハギ竿です。
穂先ですが、今は大変貴重品になった鰯鯨の髭を丹念に削り出して最高の調子に仕上げた物を使用しています。カワハギ竿の穂先は、何と言っても鯨が一番です。
穂持は九州産の最上級(節間の短いテーパーの強い竹)を使用しました。
手元は千葉産の、こちらも節間が極短で根の形の美しい極上の淡竹根掘竹を使用しました。
仕上げは、非常に手間もかかる本漆の磯草塗りで仕上げています。
ガイドは、カワハギ和竿にふさわしい、クリスタルグリーンのリングが入った、岡田製作所のガイドを使用しています。
調子は8：2調子で仕上げてありますので、カワハギの小さな前魚信も感じ取れます。

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和竿は多くの作業を経て完成しています。
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